Fox & Kitten: ［鴨川沿いの青春狂走曲］台風クラブを好きにならずにいられない

2017年11月20日月曜日

［鴨川沿いの青春狂走曲］台風クラブを好きにならずにいられない

ちっともおもろない　上手に踊れない

台風クラブが好き。
映画じゃないほうの台風クラブです。
京都のスリーピースバンド。美しき日本語ロックの西日、だそうです。

HMVさんサイトから転載。

台風クラブとは？石塚淳（ギター、ヴォーカル／1986年大阪生まれ）山本啓太（ベース／1985年大阪生まれ）伊奈昌宏（ドラム／1982年愛知県生まれ）
京都で結成、活動中のスリーピースバンド。
京都の伝説的先達である村八分や、ちぇるしぃへの心酔、故のガレージ/ロックンロールへの深い愛情と造詣/畏敬を込めたサウンドの探求と挫折の果て、その彼岸で鳴らされた伏し目がちで憂いを帯びたロックンロールはあまりにも優しく、美しい。
歌に寄り添いながらも躍動するベース、タメの効いた歌心溢れるドラム、小気味いいリズムを刻みながら、時に泣きじゃくるギター。
最小限の編成が生むとぐろを巻いたグルーヴと、閃きに満ちた人懐っこいメロディ、随所に光る繊細で粋なアレンジ。
そして、Vo./Gt.石塚が気怠げに歌う退屈な感情、やるせなさ、どん詰まり…美しい日本語の文法でもって、鮮やかに描き切った捻くれた青春の成れの果て。
そんな黄昏に想いを重ねる僕らに、まるで古い友人のように優しげな眼差しを向けるポップネス。
これら全てが有機的に、奇跡的なバランスで邂逅を果たした青春狂走曲。

［台風クラブ official site］

まずはこの曲である。「台風銀座」。
投げやりながら熱いものを感じさせる歌がねっとり絡みついて離れない。
どことなくトリプルファイヤーの匂いもちらりほらり。

で、このとんでもMVですよ。
90年代のサッカーユニをチョイスするセンスも人を食った感があり、はあ、好き。
(日本代表ドーハモデル、ASローマ、あとひとつは京都サンガの昔のユニとかだろうか)

いい曲を書くのである。
2010年代の自転車泥棒(ユニコーン)のごとき甘酸っぱさ。

鴨川沿いの青春狂走曲って表現はありだと思うんだ。

なんだかすごくいいメロディラインを書くバンドじゃないですか。

上記4曲はすべて、今年でた1stアルバムに収録されてます。
タイトル！初期の台風クラブ！