2016年10月30日日曜日

[clip]音沙汰 - 春の悪魔



 永原真夏の歌声には翼が生えている。
自由奔放に、僕らに近づいたり離れたりしながら、小動物のように愛らしくて、
ひらひらとまるでつかまえらなくって、なのにずっしりと腹に重たいものを残す。
その伸びやかな歌声の真っ芯には、ロックンロールって刻み込まれている。

SEBASTIAN Xの永原真夏、そして彼女のソウルメイトである工藤歩里による音沙汰。
那覇のとあるビルの屋上で、夏の盛りにフィールドレコーディングされたこの映像では、
「春の悪魔」という曲を歌っているけれど、沖縄のカラッとした青空が似合う、本当にいい映像。

2016年、一介の音楽好きとして最も幸せだったのは、永原真夏という歌い手に出会えたこと。
これ、年末のBEST ALBUM企画の時にもっかい言いたい。
大事なことなのでもっかい言う。




彼女が学生時代に同級生だったりしたら。
まぶしくってドキドキして目も合わせられないんだろうな。
というアホみたいな妄想をしていたことがありました。
すごくナチュラルに、エネルギーがこんこんと泉のように溢れている人なんだけど、
その歌声の力・表現力には畏怖に近い感情を抱いています。
憧れのアイドルみたいな位置とも違う、神話の中の登場人物みたい。

SEBASTIAN Xも神話感がある。






「音沙汰」名義。
高校の同級からずっと繋がっているという、まなっちゃんとありりと関係もすごくいいよね。
 



音沙汰の最新ライヴ盤。
ネット通販&ライヴ会場のみの販売だけど、当然のように極上の出来栄えです。



永原真夏ソロ。
今年3月にリリースしたソロ1st「バイオロジー」より2曲。




11/23には真夏ソロ名義でシングルが!


SEBASTIAN X。
いつかSEBASTIAN Xの復活もあるのではないかという気はしてる。
「サディスティック・カシオペア」はいつでも泣ける。


 




バイオロジーさいこう。

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