2016年2月7日日曜日

[男の包容力]沁みる男性ヴォーカリストとはなんぞや。





疲れてませんか。
人間だから疲れますよね。いろいろありますわな。
疲れって積み重なりますしね。僕なんか、5年前の疲労感がまだ残存してる感じすらあります。
根底からスッキリゼロになりたいもんです。

さてさて、音楽大好きの皆様ならおそらく、ぐったりしてるときや酷く疲れてるとき、
お薬代わりになる「とっておきの1枚・1曲」があったりすると思うんです。
僕は女性ヴォーカリスト大好きなんですけども、洋楽・邦楽問わずに
女性ヴォーカル曲って元気になりたいときや、高まりたいときに聴くときが多くって
ひとり黄昏たいときなどは男性ヴォーカル曲を聴くことが多いんです。


というわけで!「沁みる男性ヴォーカリスト」特集です。


ここ最近出てきた方で「おっ、沁みるなあ」ってシンガーや、
これまで聴いてきた中で印象に残った「沁みる系男性ヴォーカリスト」を10選。
ソロシンガーもバンドも2人組も混みですが、沁みるか沁みないか、でチョイスしてみました。
どうぞ。









James Bay
今年のグラミー賞の新人賞最右翼とされるヴォーカリスト、James Bay (ジェイムス・ベイ)25歳。
いいっすね。グッドベイですね。好きですよ。
大ヒットしたこの曲、進行するにつれてぐいぐいエモまっていく展開なのですが、
声の綺麗さとメロディラインの美しさで、気持ちよ〜く酔わせてくれます。
彼はまだ25歳なんだけど、アラフォーおじさんばりのテクで女を落としまくると見た(想像)。
最初から最後までひたすら沁みたいという方にはこの曲なんかいいかも。
対訳は洋楽絡みの案件があると、よく引っ張り出される栗原類氏。ルックスも似てるよね。
1stアルバム「Chaos&The Calm」の国内盤がリリースされたばかりです。


Chaos & the Calm
Chaos & the Calm
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James Bay
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Tobias Jesso Jr.
カナダはバンクーバー出身のピアノマン、Tobias Jesso Jr. (トバイアス・ジェッソ・ジュニア)。
当代随一のスーパーヒット・シンガー、Adeleも大絶賛でよく共作しております。
なんとあの恋多きポップスター、Taylor Swiftとロマンスがあったとかなんとか。
辛い過去を乗り越えたからこそ歌える歌ってあるよね・・・。
彼は20代最後の年・2015年に「Goon」でアルバムデビューした苦労人でもあります。
ところでTobiasくんみたいな巻き髪ってちょっと憧れるんですよね。やりたいな。


グーン
グーン
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トバイアス・ジェッソ・Jr
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Leon Bridges
50's/60'sの古き良きソウル・ミュージックを現代によみがえらせる!
なんつーと「どっかで聞いたことがある売り文句だよなあ」って思いますけども、
このLeon Bridges (リオン・ブリッジズ)さんは母さんに誓ってガチです。
録音のスタイルからメロディまで、「いかにも」な感じでタイムリーパー疑惑すらあり。
こちらも1stアルバムの国内盤がリリースされたばかり。


カミング・ホーム
カミング・ホーム
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リオン・ブリッジズ
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井手健介と母船
F&Kでも一度紹介したこの人ら。東京を拠点にするシンガーを中心としたバンド、井手健介と母船。
1stアルバム「井手健介と母船」より「青い山賊」。
何をするでもなくひたすらダラダラとしたいときに効果テキメン。
そして、川沿いの温泉に湯治に行った時などのBGMにこれですわ。
時間がゆっくりまったり流れていきます。せわしなさなんて消え失せていきます。


井手健介と母船
井手健介と母船
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井手健介と母船
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Bonnie "Prince"Billy
ここらでちょっと懐かしいところを。
USインディ・ファンにはお馴染みでしょうか?
ヒゲもじゃBonnieおじさんにこんな風に目の前で歌われたときにゃあ、
社内のしがらみに疲れ切った29歳OL (事務系) なんてコロっといっちまいそうですなあ。
DRAG CITYより2003年にリリースされた大傑作「Master and Everyone」より、一番好きなこれ。


MASTER AND EVERYONE
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BONNIE PRINCE BILLY
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Kings of Convenience
みんな大好きKings of Convenience。
ベルセバとどっちにするか迷ったけど、100%男子メンバーなのでこっちにしました。
2004年のアルバム「Riot An Empty Street」より。
軽めのダンス・ミュージックとも言えるこの曲だけど、やっぱこの囁くよな歌声がたまらんね。
アーランド・オイエのくるんくるんもじゃ感+メガネのコンボも好きですよ。


Riot on an Empty Street
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Kings Of Convenience
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The Organelles
UKはブリストル出身の4ピースバンド、Organelles(オーガネルズ)。
RADIOHEADを少しオーガニックに寄せて、ジャズをやらせたような歌モノポストロック。
さすがに今は活動していないと思うんだけど。
日本ではAngel's Eggより国内盤発売がありました。
2003年にリリースされた2nd「Knowing You're Born」より。名盤なんだよ・・・。


ノウイング・ユー・アー・ボーン
オーガネルズ
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kwes.
続いてはWarp Recordsより2連発。
記憶に新しいKwes.(クウェズ)。2013年に1stアルバム「ilp」をWarpよりリリースしてます。
"電子音にのせた唄心"ともいうべき「rollerblades」はkwes.の曲の中でもベスト。
当時の年間BEST TRACKでもかなり上位に。MVも素晴らしいのでじっくりみてください。


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Kwes. クウェズ
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Gravenhurst
こちらもWarp Recordsからでした。
ニック・ドレイクの再来ともされたSSW、ニック・タルボット=Gravenhurst(グレーブンハースト)。
Aphex TwinやSquarepusherなど、エレクトロニック・ミュージックの名門との印象が強いWarpですが、
当時はMAXIMO PARKや!!!など、「非・電子音楽家」との契約が相次いでいた頃。
アコースティック・ギターをメインに、内省的な私歌を綴るGravenhurstとサインしたことも、
かなり話題になりました。2nd「Flashlight Season」は繊細なフォーク・アルバムでしたが、
次作はサイケデリックなテイストのバンド・サウンドに変化。


Flashlight Seasons
Flashlight Seasons
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Gravenhurst
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Avi Buffalo
最後はSUB POPよりリリースしてたカリフォルニアのAvi Buffalo (アヴィ・バッファロー)。
Fleet Foxesを当てたあとのSUB POP!って感じがもろなんですけど、残念ながら2nd出して解散。
このバンドは、とにかく形容しがたい「声の良さ」に尽きます。
ちょっと軽く見てた幼馴染の童顔男子と、ひょんなことで一緒にカラオケに行った時、
こんなスウィートなヴォーカルで歌われてコロリといっちゃう20歳女子大生の姿が見える。
貼ったyoutube映像はヴォーカル・Aviくんのソロパフォーマンスなんですけど、
このライヴ映像におけるコーラスの女の子が好みなんだ。どこ行っちゃったんだろ。
2010年の1stアルバムより。


Avi Buffalo
Avi Buffalo
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Avi Buffalo
Sub Pop (2010-04-27)
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