情報をあまり持たずに音源を先に聴いて、ん?と思ったらやっぱりそうだった。
このしゃがれ声と独特の唱法は、忘れようと思っても忘れられるもんでもないのだ。
2012年に終焉を迎えたマンチェスターのバンド、WU LYFのフロントマンだったEllery James Roberts。
そしてアムステルダムの美術大学出身の女性ヴォーカリスト・Ebony Hoornによる2人組ユニット、LUH(ラー)。
マンチェスターで衝撃的な出会いを果たし、アムステルダムで共同生活・・・
ってくだりからして、公私ともにパートナーなのでしょうね。(参照:Indienative)
このLUHがけっこうな注目を集めております。
NMEが選ぶ2016年注目の25組に選ばれたりしてますね。
LiarsやArcaを輩出したレーベル、MUTEと契約しての第1弾シングル「I&I」がリリースされてます。
プロデュースはBjorkの「Vulnicura」にも参加したThe Haxan Cloak。
LUHの素晴らしさの肝は、情熱的で暑苦しいまでの「絶唱」。
そしてハートをぐわんぐわんと揺さぶるササクレだったしゃがれ声。
「I&I」に於いては、アツさをうまくクールダウンさせるEbonyの後追いコーラスも良い。
このLUHを新人と呼んでしまうにはちょっと抵抗があるんですが、
ドラマチックのど真ん中を貫く、極太なエモーションはやはり規格外。
iTunesで購入できます。
2014年のシングル「Unites」。PitchforkでBest New Track獲得。
イントロはThe XXみたいなのですが・・・!
ノイズまみれでハードにぶっ飛ばす「Lost Under Heaven」。
2016/4/28:新曲「Beneath the Concrete」MVが公開。
LUHですが、アルバム「Spiritual Songs for Lovers to Sing」が5/6にリリースされます。
LUH ラー
Traffic / MUTE (2016-05-06)
売り上げランキング: 9,006
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Ellery James Robertsのソロ名義での曲「Kerou's Lament」。
この曲はあまりに衝撃的だった! 2013年のBEST TRACKで6位に選出。
WU LYFも貼る。
Wu Lyf
Pias Integ (2011-06-14)
売り上げランキング: 291,182
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