リリースされたばかりのMGMTの最新作「Little Dark Age」が良い。
よく練りこまれて創り上げられた理想的な10ソング・アルバム。
オープニングの「She Works Out Too Much」からラストの「Hand It Over」まで、
全編がミドルテンポのスウィートかつメロディアスなサイケデリック・ポップで構成され、
これまでのようにエキセントリックで斜に構えたような姿勢は減退しているように感じられます。
いわゆる「アーティスティックなロック」とは一線を画したようなポップ・アルバム。
前作3rd「MGMT」など実験的に走っていただけに、回り道をした結果削ぎ落とされたものが残った感じです。
1stアルバム好きにはたまらないでしょう。「Kids」みたいな曲は入っていないけどね。
5年ぶり4枚目のアルバムとなります。
まずはリードトラック「When You Die」。
この曲が本作のポップの頂点かと。とても馴染みやすくフレンドリー。
続く「Me And Michael」もエモーショナルで素晴らしい。
タイトル・トラックの「Little Dark Age」。
ラストを飾る「Hand It Over」。
2018/3/4 追加:「Me and Michael」MVが公開されてたので追加。
この曲も素晴らしいです・・・。
MGMTはこれまでに3枚のアルバムをリリースしています。
代表曲とともに振り返ってみる。
「Kids」(from 1stアルバム「Oracular Spectacular」)
衝撃の登場となった2008年の1st。あれから10年か。
んで、やっぱりこのアンセムを聴きたい人は多いですよね。
この年のグラミー賞最優秀新人賞にもノミネートされています。
「Flash Delirium」(from 2ndアルバム「Congratulations」)
酷評されることも多い2ndですが、スペイシー&サイケな良作だと思う。
「Alien Days」(from 3rdアルバム「MGMT」)
セルフタイトルの3rdに関してはさらに賛否両論分かれるところですね。
ポップを忌避しているかのようなひねくれた作風のアルバムだった。
MGMTは今年のFUJIROCK FESTIVALにも出演が決定。
準ヘッドライナー、もしくはホワイトステージのヘッドライナーでの出演予定です。
👏👏待ってました👏👏— ソニーミュージック洋楽 (@INTSonyMusicJP) 2018年2月9日
\\🌈#MGMT #フジロック 2018出演決定💥//
2010年以来8年ぶりの #fujirock 出演!大自然の中で体験するMGMTのライブ 楽しみですね👐
最新作『リトル・ダーク・エイジ』は本日から配信スタート!
こちらからチェック☞ https://t.co/0WAbblwHjP
日本盤は2/14発売🤡🤡 pic.twitter.com/QRHyfwDobp
CINRAのレビュー。
[レビュー]MGMT、完全復活。活動休止を経た5年ぶりの新作『Little Dark Age』で、トランプ政権以降の混迷、デジタル依存で心を病んだアメリカ社会の闇を描く。『FUJI ROCK FESTIVAL '18』出演のポップデュオは、アリエル・ピンクらを招き完成させた4作目で何を問う?https://t.co/vLRxQBWQgZ pic.twitter.com/KD1y7euJfh— CINRA.NET (@CINRANET) 2018年2月16日
ジャケットだけがあかんと思う。
MGMT
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