2019年6月3日月曜日
[clip] THE FUTUREHEADS - Jekyll
Longwaveの活動再開とかThe Get Up Kidsの超久しぶりのアルバムとかに湧いたりしてる自分を客観視して、懐古厨もいかんよなあと冷笑気味にもなるんですけど、好きだったバンドが復活することに対してはポジティヴな気持ちでいたいんです。
THE FUTUREHEADSの復活に関してもおんなじ気持ち。
2012年以降活動休止してたバンドが、8/30に7年ぶり6枚目のアルバムをリリース。
先行シングル「Jekyll」をリリースしております。こちら。
このPaul Wellerを彷彿とさせるヴォーカル聴くだけで、帰ってきたなあ~とワクワクする!
UKはサンダーランド出身の4人組バンド、THE FUTUREHEADS。
2000年に結成され、Gang of Fourのアンディ・ギルに見出だされ、2004年に1stアルバムをリリース。
The Libertines、Franz FerdinandとかBloc Partyとかが出てきた頃の00年代UKロックバンドブームの熱狂を知る人であれば、
彼らに惹きつけられたことを思い出すひともいるのではなかろうか。
あの頃すごかったよなあ。
かっこいいバンドがUK各地はもちろん世界中からボコボコ出てきていたもんなあ。いまじゃ考えられない・・・・
というかロックバンド自体がいないし・・・。とぶつくさも言いたくなりますが、
話を戻しますと、いずれ個人的オールタイムベストアルバムのリストを作って、
人生の名盤を熱く語っていきたいなあとは考えてるんですけど(10年くらいかけてゆっくり)、
間違いなくリストの上位20枚に入る大傑作。
それがTHE FUTUREHEADSの1stアルバム「THE FUTUREHEADS」。
初期XTCの遺伝子を正しく引き継ぐ、抜け感良く明快なニューウェイヴ/ポスト・パンク・サウンドと、
複雑に織り成されるコーラスとハーモニー。そしてポップ&キャッチーなメロディは優等生的で、
品行方正にひねくれているのです。
THE FUTUREHEADSは2004年の1stアルバムののち、2006年に2ndアルバム「The News and Tributes」をリリース。
ここまでは良かったんだけど、2008年の3rd、2010年の4thはインディからのリリースであまりふるわず。
バンドもめっきり調子を落として活動休止の憂き目にあってしまったようです。
ロックバンドに逆風が吹き荒れるこの時代、どこまで成果を残せるかはわからないけど・・・
アルバムは楽しみにしていたい。
ちなみにバンド名はThe Flaming Lipsのアルバム「Hit To The Death in the Future Head」に由来。
ちょっと意外。