2016年5月11日水曜日

[突如リリース]RADIOHEADニューアルバム「A Moon Shaped Pool」



すでにチェックしてる人も多いと思いますが、RADIOHEADが新作をリリース。
レディへ(トム・ヨークも) はいつだって突然だよ・・・。
種は撒いていたみたいなんだけど、あれよあれよという間に出ちゃいました。

9枚目のオリジナル・アルバムとなる本作のタイトルは「A Moon Shaped Pool」。
アートワークもかっこいいんだよな。
トラックリストは以下。

RADIOHEAD / A Moon Shaped Pool 
01 Burn the Witch
02 Daydreaming
03 Decks Dark
04 Desert Island Disk
05 Ful Stop
06 Glass Eyes
07 Identikit
08 The Numbers
09 Present Tense
10 Tinker Tailor Soldier Rich Man Poor Man Beggar Man Thief
11 True Love Waits

リリース日の5/9の直前に公開された「Burn The Witch」「Daydreaming」といった
2曲のシングルの他、90年代中盤からライヴで披露されてきた「True Love Waits」が、
初の公式レコーディング音源としてついにリリース。
これは古株&コアなRADIOHEADファンも嬉しいのではなかろうか。

RADIOHEAD - A Moon Sheped Pool 特設サイト

ひとまずiTunesでの配信リリースが解禁。
AppleMusicでも来てますね。あとはフィジカル(CD/アナログ)で6/17にリリースとのこと。
全く意図していないだろうけど、レッチリの新作とフィジカル・リリースかぶってる。
サマソニ・フジロックのメインアクトが同日リリースというのも面白い。

先行シングルの「Burn The Witch」。
しょっぱなから全開覚醒状態、リズミカルで高揚感あふれる素晴らしいオープニング・トラック。


「Daydreaming」はピアノを主体としたダークでスロウな曲。
「Amnesiac」の「Pyramid Song」とか近いかと。



rockin'onのサイト「RO69」で最速レビューやってますね。
さすがに詳しいし、すごく良いレビューだと思うのでご参考まで。

僕はiTunesで購入しちゃいましたが、ざっくりとした感想を。
2011年の「King of Limbs」、2007年の「In Rainbows」といった直近のアルバムよりは、
「KID A」「Amnesiac」の双子アルバムに近しい印象を受けました。
澱んで歪んだ音が少なくって、丁寧にレイヤードされた音楽。そう、すごくきれい。
「King of Limbs」「In Rainbows」って「よし聴くぞ!」って身構えないと聴けなかったんだけど、
「A Moon Shaped Pool」は生活のいろんなシーンで何気なく再生する回数が増えそうです。
どっかで「ここ10年で一番いいアルバム」って感想を見たのだけど、僕も同意する。

最後に「True Love Waits」を。
2010年のトム・ヨークのソロLive Versionです。