Fox&KittenのBEST ALBUM 2018 1st Half。
2018年度、上半期ベストアルバムです。
ワールドカップ決勝までには!と宣言したのに完全に事後になっちゃいました。
むしろ8月に突入してしまいました。フジロックも終わってしまった・・・。
トップ画像はみごと20年ぶり2回目のワールドカップ制覇を果たしたフランス代表、
アントワーヌ・グリーズマン。フランス代表、ユニかっこいいですね。
ワールドカップ、遠い昔のできごとのようだよ。
さて。
上半期ベストはこんな感じですでにtwitterにて発表済み。
AppleMusicを本格導入したせいか、洋楽が増えてます。半分以上になった。
【2018 1st Half BEST ALBUM】です。上半期ベスト選びました。分母は60枚ほどで20選です。ジャケ画像はBEST10。所感ぶらさげます。 pic.twitter.com/G1sSTVTwbO— ryuskey(⚽️) (@RyuskeyZ) 2018年7月8日
リスト。
2018 1st Half Best Album
1.永原真夏 / GREAT HUNGRY
2.SOROR / new life wave
3.Lily Allen / No Shame
4.Janelle Monae / Dirty Computer
5.MGMT / Little Dark Age
6.Beach House / 7
7.Natalie Prass / The Future and the Past
8.serpentwithfeet / soil
9.小袋成彬 / 分離派の夏
10.集団行動 / 充分未来
11.Arctic Monkeys / Tranquility Base Hotel + Casino
12.Say Sue Me / Where We Were Together
13.The Wisely Brothers / YAK
14.パソコン音楽クラブ / DREAM WALK
15.Father John Misty / God’s Favorite Customer
16.Sophie / Oil of Every Pearl’s Un-Insides
17.Gorillaz / The Now Now
18.Melody’s Echo Chamber / Bon Voyage
19.岩崎愛 / TSUBOMI
20.Cosmo Sheldrake / The Much Much How How and I
1位から5位まではこんな感じ。
(左上から永原真夏/SOROR/Lily Allen/Janelle Monae/MGMT)
1位は永原真夏の「GREAT HUNGRY」、もうこれしかなかったのです。
もちろん期待はしてたんだけど、最初に聴いたときから上半期No.1確定状態でした。
限りなく熱狂に近い大ファンなもんで贔屓目は多分にあるんですが、そういった要素を省いても、
本当に優れたアルバムだと思う。とにかくパワーが欲しい人に聞いて欲しい1枚。
バカみたいに熱いレビューはここ。ご本人にも喜ばれてしまった・・・!
永原真夏
SPACE SHOWER MUSIC (2018-03-07)
売り上げランキング: 152,970
SPACE SHOWER MUSIC (2018-03-07)
売り上げランキング: 152,970
2位のSORORは元ふぇのたすのメンバーで、現在はフィロソフィーのダンスに歌詞提供するなどで活躍中の、
ヤマモトショウ氏のソロプロジェクト。多士済々の女性ヴォーカリストを迎えたEDMポップの傑作です。
吉澤嘉代子/大森靖子/南波志帆/藤岡みなみ/日向ハル(フィロソフィーのダンス)などなど、豪華ゲスト陣参加。
ガーリーなエレクトロポップに反応する向きは全員必携でしょう。
アルバム収録とはVersionが違いますが、やっぱこの曲がいちばん好き。
SOROR
COCONOE RECORDS (2018-03-14)
売り上げランキング: 114,089
COCONOE RECORDS (2018-03-14)
売り上げランキング: 114,089
3位のLily Allen、上半期ベストにはあんまり名前出てこなかったですが、めちゃくちゃいいんですよ。
産後初のアルバムになった前作がちょいと派手めだったんで、一聴すると地味な印象なんですが、
「噛めば噛むほど」のTHEスルメ盤でした。「1stアルバム Alright Stillの2018年版」とも言えるかも。
LILY ALLEN
PLG (2018-06-08)
売り上げランキング: 9,066
PLG (2018-06-08)
売り上げランキング: 9,066
4位のJanelle Monaeと5位のMGMTは多くの音楽ファンがtwitterで上半期ベストにあげてました。
Janelle Monaeはブラックミュージックの矜持を示すような快作で、BeyonceのCoachellaでの
パフォーマンスの向こうを張る、2018年上半期の一大事件的アルバム。
MGMTはシンプルに歌を聞かせるメロディアスなサイケデリック・アルバムでポップ回帰。
YouTube配信で観たフジロックでのパフォーマンスも良かった。
JANELLE MONAE
ATLAN (2018-04-27)
売り上げランキング: 23,479
ATLAN (2018-04-27)
売り上げランキング: 23,479
Mgmt
Sony (2018-02-09)
売り上げランキング: 5,388
Sony (2018-02-09)
売り上げランキング: 5,388
6位から10位まではこんな感じ。
(左上からBeach House/Natalie Prass/serpentwithfeet/小袋成彬/集団行動)
6位。Beach House良かったなあ・・・。
シューゲイザー/ドリームポップ的アーティストってどれ聴いても似たり寄ったりなんで、
「はいはいこんな感じね知ってる」という感想に終始してしまうことが多いんだけど、格が違います。
いま現在、シーンの横綱っすね。
BEACH HOUSE
OCTAVE/SUB POP (2018-05-23)
売り上げランキング: 138,660
OCTAVE/SUB POP (2018-05-23)
売り上げランキング: 138,660
7位、Natalie Prass。
米国ナッシュビルの女性シンガーソングライターさんの3年ぶり2ndアルバム。
昨年の年間ベストにも挙げたMatthew E.Whiteプロデュースってことで予想通りに素晴らしい。
振り幅の少ないタイトでミニマルなグルーヴが◎なソウル・ポップ。
Natalie Prass
Caroline (2018-06-01)
売り上げランキング: 50,152
Caroline (2018-06-01)
売り上げランキング: 50,152
9位の小袋成彬。正しく本物の音楽だなあという印象です。
決して一般的にウケる歌ではないのだけど、宇多田ヒカルの初プロデュースという話題性で、
多くの方が耳にしたのはとても素晴らしいこと。とにかく、聴いてもらえることが大事。
11位以下もいくつかピックアップします!
12位、韓国は釜山のSay Sue Meの1stアルバム。
みんなが愛してやまない理想的なインディ・ポップ・バンド。
セイ・スー・ミー
Tugboat Records (2018-06-20)
売り上げランキング: 83,075
Tugboat Records (2018-06-20)
売り上げランキング: 83,075
13位、The Wisely Brothers。ぜひSay Sue Meの向こうを張っていただきたい。
日本のインディ女子3人組の最新アルバムもとっても良かったです。何気にメジャーですね。
The Wisely Brothers
日本コロムビア (2018-02-21)
売り上げランキング: 103,679
日本コロムビア (2018-02-21)
売り上げランキング: 103,679
20位、Cosmo Sheldrake。UK出身のシンガー/マルチインストゥルメンタリスト。
Matthew Herbertがプロデュースしたデビュー盤は異国情緒漂う牧歌的ポップ。
2015年にはくるりが京都音楽博覧会に呼んでおります。先見の明・・・!
ジャケかわいいな!って思ったあなた、そのセンスにどんぴしゃりだと思う。
コスモ・シェルドレイク バンティー
Hostess Entertainment (2018-04-06)
売り上げランキング: 199,335
Hostess Entertainment (2018-04-06)
売り上げランキング: 199,335
以上。
すでに下半期に入ってますが、どんな音楽に出会えるのか楽しみ。
なんだか音数の少なめでソウルっぽいのがいい感じです。
ではでは。