むかーしPrismism時代にやってた企画「nextUP!!!」を復活させまする。
現在はちょっと権威が薄れた感もありますが、「BBC Sound of〜」よろしく、
「今年期待したいアーティスト」をご紹介する企画です。
2015年ということで、合計15組選んでみました。
まずは邦楽編・7組。どぞ。
OK?NO!!
毛玉や吉田ヨウヘイGroupのメンバーを擁する「遅れてきた渋谷系」宅録ポップ・バンド。
キュートな歌声と弾むリズムがウキウキを加速させる土曜日のサウンドトラック。
初のパッケージ作品にして、全国流通盤「Rhapsody」が1/21にリリースされたばかり。
以下音源はbandcampでのみリリースされたアルバムだけど、リードトラック「Party!!!」は、
「Rhapsody」にも収録されております。
Official Site
ORESAMA
去年12月にVAPよりメジャーデビューした男女2人組エレクトロ/ファンク・ポップ・ユニット。
80'sムード全開のこのデビュー曲は「いまのムード」にズバッと切り込む快感指数120%ポップ・チューン。
1年後にはShiggy Jr.かORESAMAか、って状態になってると思います。きっとね。
80年代の鳥山明の漫画をスタイリッシュにして、2010年代の東京にアップデートしたみたいなMVには特賞あげたい。
Official Site F&k Post
John Gastro
tofubeatsのremix盤に参加し、話題を集めた関西出身のトラックメイカー/ソングライター。
もしかしてtofubeatsの変名なんじゃないの？って疑ったんだけど、どうも違うみたいです。
彼のSoundcloudには無数のカヴァー音源がアップされてるんですが、UAにSMAPや宇多田ヒカル、
Saint PepsiにSky Ferreira、ラブリーサマーちゃんに泉まくら、そして大森靖子まで。
90年代のJ-POPから、洋/邦問わずカッティングエッジなセレクトの「今感」が面白い。
メロディセンスが爆発したうえに、やりたいこと全部のっけた感ある、
オリジナル曲「1995」は特に素晴らしいです。阪神大震災20周年の今年1月17日に公開。
Offical Site
藤原さくら
福岡出身の19歳、藤原さくら。
中学生に見えなくもない童顔からは想像もできない、低くスモーキーなヴォーカル。
彼女のギターと歌声でその場の空気がかわり、ざわざわと波立ってた心は凪いでゆく。
世間の「ギタ女」ブームとは一線を画してる、こんな子がめっちゃ売れても面白いと思うよ。
3月にメジャーデビューです。ビクターさんには大切に、大切に育てていただきたい。
Offical Site
魔法少女になり隊
アイドル・ポップ×ホルモン的デス声ミクスチャー・ロック×マジカルななにか、
in ファンタジーRPGワールド＝魔法少女になり隊。新種のドラッグの疑いあり。
Fox&Kittenで紹介したばっかりだったので、ちょっと避けようかなーとか考えてたんですが、
どこをどう捻ってもどの角度からみても大ブレイクするとしか思えないので、ラインナップに加えます。
これから2/11に全国流通盤リリース＆3月には米テキサスで行われる音楽見本市的フェス・SXSWにも出演。
Offical Site F&K Post
ライムベリー
アイドルからひとつくらい持ってこようかな、さて誰にしよ？って思ったときに、
一番に思い浮かんだのが、2MC&1DJのアイドルラップ・ユニット、ライムベリー(現役女子高生)。
まだアルバム出してませんね？今までのシングルも充分良かったんですけど、
去年11月にリリースした「IDOL ILLMATIC」が特上すぎて死ねる。トラックの仕上がりがガチすぎて最高。
再生開始5秒でわかるかっちょよさ！！
Official Site ふぁんたる。Post
Awesome City Club
Vol.1のラストは、Fox&Kittenでも散々レコメンしてきたAwesome City Club。
2015年4月8日にはビクターよりメジャーデビュー盤「Awesome City Tracks」をリリース。
去年3月のSan Ciscoの来日公演のフロントアクトで出会ったのだけど、ぶっちゃけSan Ciscoより良かったという。
スムースでソウルを感じさせるR&Bテイストを混ぜ込んだアーバン・インディ・ポップ。
ファンクにシンセ・ポップにチル・ウェイヴなどいろんな要素を持ってるけど、
様々なエッセンスをうまくまとめあげるセンスと、ぷんぷん漂う黒っぽさがいちばんの魅力。
最近は2人いる女子メンバーのうちのひとり、PORINのエモきゅんヴォーカル曲も大きな武器になってる。
atagi(男Vocal/うまい)、PORIN(女Vocal/声かわいい)で1曲づつ貼っておきます。
Official Site F&K Post
Vol.2(洋楽編)につづきます。
